年齢と共にどんどん気になってくるのがシミ。
顔が老けて見えますし、鏡を見ると気分も落ち込んでしまいます。
特にお化粧をする時、シミがあるとテンションが下がってしまいますよね。
といっても、普段の生活をしているだけではシミは落ちてはくれません。
しっかり対策をしなければならないんです。
そこで、今回はそんなシミに効果的な10の対策をご紹介したいと思います。
Contents
シミの種類
「シミ」と一言に言っても、種類は様々あることをご存知でしたか?
それぞれ種類によって対策も異なりますのでまずは少し、ご説明させていただきます。
老人性色素斑
老人性色素斑は、60代以上になるとほとんどの方に見られるシミの一種です。
高齢者の範囲が広いシミをイメージするとわかりやすいですね。
ただし、中には20代など若くして出てきてしまう方もいます。
紫外線が原因となるため、太陽の光を浴びやすいパーツに出てきやすいです。
例えば、顔や手など。
直接的に健康に影響することはありませんが、美容の観点から治療をする方も少なくはありません。
そばかす
そばかすはシミの一種で、雀卵斑(じゃくらんはん)という名前です。
一般的にはそばかすと呼ばれていますね。
語源は、あの食べるお蕎麦から。
蕎麦の実を粉にすると、殻が出来ます。
これをそばがらというのですが、「そばのかす」に似ていることから「そばかす」と呼ばれるようになりました。
広範囲に広がることもあり、特に色白の方によく見られます。
肝斑
肝斑はシミの一種で、治りにくいと言われています。
両側の頬骨のところに左右対称にできるのが特徴です。
目の範囲にはできませんが、額や口の周りにはできます。
広範囲になることも多く、目の部分以外全て肝斑がでてしまうこともあります。
輪郭がわかりにくく、まるでモヤのようだと言われることが多いです。
ハッキリとした形ではなく、ぼやけて見えます。
色素沈着
元々はニキビや傷だったのに、いつの間にか黒い跡のようなものが残ってしまった。
そんな色素沈着でお悩みの方も多いですよね。
人によって個人差があり、かなり広範囲に広がってしまうこともあります。
跡自体もうっすらあまりわからないものから、ひどく目立ってしまうものまで。
肝斑やシミの違いがわからず、放置してしまう方も多いです。
シミができる原因
シミを消すためには、原因を絶たなければなりません。
シミができてしまう原因をご説明します。
- 紫外線
- 老化による肌の代謝の衰え
- ホルモンバランスの崩れ
シミのできる基本的な原因はこの3つです。
紫外線はシミだけではなく、肌トラブル全般の原因になります。
年齢を重ねると、それだけダメージが蓄積されてしまいますね。
肌代謝は個人差もありますが、やはり加齢によって段々と力が失われていきます。
ホルモンバランスは特に肝斑の原因となります。
40代になるとホルモンバランスが乱れてくるのですが、若い方でも妊娠やピルをきっかけに肝斑ができることがあります。
シミそばかす|予防方法
まず、これ以上シミを増やさないよう努力することが先決です。シミの生成を予防するために効果的だと言われている方法をご紹介したいと思います。
紫外線を防ぐ
紫外線を防ぐためには、とにかく日光に当たらないことが大切です。
そして日焼け止めクリームや日傘などの便利グッズを上手に使いましょう。
できれば、日焼け止めクリームを全身にしっかりと塗るようにしてくださいね。
日傘は上からの日光は防いでくれますが、地面からの照り返しを防ぐことはできません。
さらに飲む日焼け止めなどで、塗りムラにも対策ができると完璧です。
特に冬場、雪国の場合は約90%以上の紫外線が雪によって照り返されます。見落としがちですが地面からの紫外線にも気を使いましょう。

美白化粧品を使う
美白化粧品を使うことで、シミの予防に役立ちます。
シミを薄くするならハイドロキノンが有名ですが、予防するならビタミンC誘導体やアルブチンが優れています。
目的に合わせて成分を選ぶ必要がありますので、しっかり成分もチェックしてくださいね。
美白化粧品は、パッケージに「美白」「医薬部外品(薬用)」などと記載されている物を選びましょう。

乾燥させない・保湿する
お肌の乾燥には気を付けなければなりません。
アラフォー世代に差し掛かったら、普段使っている基礎化粧品は保湿メインの物に切り替えるのがおすすめ。
通常のケアも、若い頃よりも丁寧に行う必要があります。
特に注意したいのが、脂性肌の方です。
ベタベタしているからと保湿をおざなりにしていませんか?
保湿が足りないからお肌が過剰に皮脂を分泌しているケースもありますので注意しましょう。
美白に良い食事を摂る
シミは外側だけではなく、内側からのケアも大切です。
よりシミができにくくなるだけではなく、美肌そのものにつながっていきます。
アラフォーの場合は特定の栄養素を摂取することも大切ですが、バランスを整えていくことが重要ですね。
体そのものを食事で整えていく中で美白に良い成分を加えていくのがおすすめです。
体の調子は肌の調子へとつながっていきますよ。

効果的なシミを薄くする方法
飲み薬でシミを薄くする
近年注目を集めているのが飲み薬です。
特に肝斑の場合、飲み薬を使って治療をするというのが一般的な方法です。
注意したいのは、肝斑専用の飲み薬が多いという点。
例えばご自分のシミが色素沈着やそばかすの場合、肝斑専用の飲み薬ではパッケージ通りの効果を期待することができません。
特に市販薬を購入する場合は注意してくださいね。


塗り薬でシミを薄くする
シミそばかすに人気があるのが塗り薬です。
特にハイドロキノンが人気で、規制が緩和されたことで市販品にも使われるようになりました。
シミを薄くしてさらに予防する効果があるため、美白の定番品となっています。
しかし、美白効果が強いからこそ肌トラブルになることもあります。
肌色が抜けてまだらに白くなってしまうことも。
そのため丁寧なアフターケアや管理も求められます。

フォトフェイシャルで薄くする
フォトフェイシャルはシミやそばかすだけではなく、肌のハリや小じわなど肌トラブル全般に効果のある方法です。
光治療の一種で、IPLと呼ばれる特殊な光をお肌にあてることで治療していきます。
敏感肌やアトピー肌の方でも利用できるデメリットの少ない方法なのですが、他の方法と比べると効果は弱め。
1回ですぐ効果が出るのではなく、続けて通院する必要があります。
レーザーで薄くする
レーザーでシミ治療を行う場合、主に濃いシミに対して行われることが多いです。
広範囲に広がっているものや薄いシミはハイドロキノンを使う、というのが定番ですね。
両方を組み合わせて選ぶ方も多いです。
レーザーは早く濃いシミを薄くすることができるというのが大きなメリットですね。
ただし、施術後は肌が赤くなるなどのデメリットもあります。
そのため、濃い限定的なシミに使われるというのが一般的です。
隠す
コンシーラーで隠す
コンシーラーでシミを隠す時は、地肌やファンデーションよりもワントーン暗めの色を選ぶのがおすすめ。
その方がしっかりシミを隠すことができます。
そして、テクスチャはかための物を選びましょう。
しっかりコンシーラーで抑えて、ファンデーションで調節するというイメージです。
色味を調整できるタイプのコンシーラーも使い勝手が良いですよ。
ファンデーションで隠す
目立つ部分をコンシーラーでカバーしたら、整えるようにファンデーションを塗ります。
おすすめはクリームファンデーションですね。
厚塗りになりやすいのが嫌な方にはケーキファンデーションもおすすめです。
コンシーラーやファンデーションは直接的な治療にはつながりませんが、すぐにシミを隠すことができるので即効性があります。
もちろん治療中も取り入れることができるので、見た目が気になる方にうれしい方法ですね。
シミへのケアが必要になる世代です
今回はできてしまったシミを消したい方のために、効果的な方法をご紹介させて頂きました。
たしかにシミは痛みがあったり、すぐに治療が必要なものではありません。
しかし、女性にとっては消えてほしい存在です。
アラフォー、アラフィフと年齢を重ねるとどんどん出てきやすくなってしまいますよね。
体質などの個人差もあるのですが、この年代になると普段のケアも重要。
今回ご紹介した方法はもちろんのことですが、生活を整えたりケアを見直すなど、基本的なこともチェックしてみてくださいね。
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